yu-の本箱♫

ずっと活字は苦手で マンガしか読んでなかったのに

ある時から なぜか 活字が 大好きになり 突然読書家になっちゃったー(^o^)/

私のお気に入りの 本の数々 読んだことあるかな~?

☆海賊と呼ばれた男(百田尚樹)

出光興産の出光佐三がモデル

敗戦後の焼け野原の日本で みんなが途方に暮れている時に 発した言葉


「愚痴をやめよ、愚痴は泣きごとである。亡国の声である」

「日本には三千年の歴史がある。戦争に負けたからと言って、大国民の誇りを失ってはならない。すべてを失おうとも、日本人がいるかぎり、この国は必ずや再び立ち上がる日が来る」


この時代の男はなんてカッコイイの~💛

彼に感じるのは日本人の誇りと愛国心。 誇り高く生きるのは難しいけど、それが人をひきつけ 魅了するのですね(^_-)-☆

現代では「愛国心」は悪いイメージで捉えられていますが、本当の「愛国心」は美しく、日本以外の国で 愛国心を持たない国はほとんどないようです。

私の友人でも 海外に留学したり 転勤したことのある人は ほとんど「自分は日本人である」を強調していますよ♪


日章丸事件

詳しくは書かないけれど 敗戦国の日本が 石油のメジャー支配に挑戦し 産油国と直接取引をした事件で 国際社会の快挙と言われています。

こう書くと「ふーん」って感じですが、本を読むと ワクワクドキドキです。

改めて 日本人の心意気を感じ、日本が好きになるストーリーですよ\(^o^)/

この本は あまりにも有名で 読んだ方も多いとは思いましたが、私のお気に入り№1なので一発目に選びました。

まだ読んでない方は 本当に読んでほしい一冊です。

☆名著講義(藤原正彦)

数学者である藤原正彦氏が 名著を読んで 名著について お茶の水大学での学生達と 語り合う。 

例えば・・・

新渡戸稲造 『武士道』

内村鑑三 『余は如何にして基督信徒となりし乎』『代表的日本人』

福沢諭吉 『学問のすゝめ』『福翁自伝』

などなど・・・

確かにこれらの名著は 国語か歴史で作者と題名は覚えた記憶があるけど 読んだことない人も多いのではないかな?

私も読んだことなかった!


例えば「学問のすゝめ」は「天は人の上に人をつくらず・・・・」のフレーズしか知らず、

てっきり道徳的な内容かと思ってたら、「とにかく勉強しろ!」の本らしい・・・(-_-;)

そういう聞いたことあるけど、読んだことない本の内容がわかったり、学生と藤原正彦氏のやり取りがおもしろい♫

☆河童がのぞいたシリーズ(妹尾河童)

舞台美術が職業の 河童さんの絵はお見事!

本当に細かいところまで 描写されているのが、何となく面白い♫

インドやヨーロッパで泊まったホテルの 俯瞰図は 行ったことのない人でも楽しめる。

河童さんはとにかく好奇心が強く、何にでも興味を示すのだが、その興味を示す対象も個性的で面白い。

彼の代表作の「少年H」は映画化・ドラマ化がされたが、覗いたシリーズの方が 好きやな~♪

☆臨死体験(立花隆)


一度死にかけて生き返った人々の取材を中心に

臨死体験は「脳内現象」なのか、「現実」なのか?

物凄い 取材力の 立花隆が 色々な角度から 臨死体験を紐解いていく・・・

真意のほどは分らないが 一つだけ 共通しているのは

臨死体験をした人は その後 人の目が気にならなくなる なにげない日々へ感謝、他者に対する思いやり などの変化がみられる。

立花隆が 自らの疑問を追求していく。。。解明されるのか。。。ワクワクしながら読んだ本です。

☆「犠牲」柳田邦夫

柳田邦夫の次男洋二郎が自殺。脳死状態になる。

脳死は「死」なのか?

臓器提供は?

父親の立場から 息子の残した日記をもとに 「脳死」「臓器提供」について考える。

「脳死」状態の人間はただ寝ている人に見える・・・もしかしたら意識はあるが、表現できないだけなのかもしれない。。。だからといって社会復帰は難しい。。。

私は脳死状態で臓器提供するなら・・・麻酔をしてほしい・・・

お医者さんは意識がないと思ってても、もしかしたら痛いかもしれない・・・表現できないだけかも???

☆地獄の季節(高山文彦)

日本中を震撼させた 神戸連続児童殺傷事件を題材にしたノンフィクション。

記者の目線での取材。当時の住民の生の声をリアルに表現。

ニュータウンという土着性を失った無機的な空間で、、、

私も何故かニュータウンはあまり好きではない。確かに計画的に作られた街なので道は広いし便利なのだが、味がない。。。

被害者の方の手記・酒鬼薔薇聖斗の母親の手記も読んだが、やはり記者のを通じて書かれたこの本が一番客観的だと思う。

酒鬼薔薇聖斗が本を出版した。

あのおぞましい事件を 今一度 思い出してみたい。